ブログ自体は10数年ぶり、でも「自分でサーバー」は初めて
実は、ブログ自体は初心者ではありません。10数年ほど前、アメブロ(Ameba Blog)を
ちょこちょこ書いていました。とはいえ、やっていたのは
決められた枠に文字を打ち込んで、画像をドラッグして貼り付けるだけ。
ボタンをポチッと押せば公開されて、デザインも用意されたものから選ぶだけ。
当時は「ブログを書く=アメブロにログインする」だったんです。
今回やりたいのはそこから一歩踏み込んで、自分のドメインで、自分のサーバーで動かす本格的なブログ。
「サーバー」「ドメイン」「SSL」── どれも聞いたことはあるけど、聞かれたら答えられない。
そんな普通のおっさんが、ゼロから自分の城を建ててみることにしました。
きっかけは単純で、仕事や趣味で覚えたことを書き残しておきたかったから。
メモ帳に書いても消えるし、SNSは流れていく。アメブロも結局やめてしまった。
だったら今度こそ、自分の手元に残る場所がほしい、と思ったわけです。
アメブロと今回の違いを、おっさん的に整理
| アメブロ(昔やってたやつ) | 今回やること | |
|---|---|---|
| 場所(サーバー) | 運営会社が用意 | 自分でレンタルする |
| 住所(ドメイン) | ameblo.jp/◯◯ 固定 |
自分の好きなドメイン |
| デザイン | 用意されたテンプレから選ぶ | 自由(テーマで切り替え) |
| セキュリティ | 運営会社が全部やってくれる | 自分でやる必要がある |
| 記事の所有権 | 規約次第で消されることも | 自分のもの |
| 費用 | 基本無料 | 月数百〜千数百円 |
自由度が上がる代わりに、セキュリティの責任がまるごと自分に乗ってくる。
ここがこのシリーズで一番気を付けたいポイントです。
業者に丸投げじゃダメなの?
もちろん業者に頼めば一発です。でも今回は、
- 毎月の費用を自分でコントロールしたい
- 記事の中身もデザインも自分で触れる状態にしたい
- 何より、仕組みが分からないと、トラブルの時に何もできない
この3つで、自分でやってみることにしました。とはいえ、ド素人が一人でやるのは無理。
そこで頼ったのが Claude Code(クロード・コード) です。
Claude Codeって何?
ざっくり言うと、パソコンの中で動く、賢い相棒です。
Anthropic(アンソロピック)という会社が作ったAIで、こちらの言葉に従って、
ファイルを作ったり、設定を直したり、調べ物をしてくれたりします。
ChatGPTは「文章を返してくれる人」ですが、Claude Codeは
「実際にパソコンの中で手を動かしてくれる人」というイメージが近いです。
たとえば、
- 「このフォルダの中にindex.htmlを作って」と言えば、本当に作る
- 「このファイルの2行目を直して」と言えば、本当に直す
- 「サーバーのこの設定、どういう意味?」と聞けば、説明してくれる
ド素人にとっては、横に座ってる詳しい人そのもの。
分からないことを何度聞いても、嫌な顔ひとつしません。
「自分でやる」と言いつつ、実際の細かい作業はClaude Codeに任せる、
というのが今回のスタンスです。
こちらは「何をしたいか」を日本語で伝えるだけ。これなら続けられそうでしょう?
でも、AIにパソコンを触らせて大丈夫?
当然、最初に心配になるのがここ。結論から言うと、
使い方を間違えなければ大丈夫です。ポイントは2つ。
-
大事な操作は必ず「許可しますか?」と聞いてくる。
Claude Codeは、ファイルを書き換えたりコマンドを実行したりするとき、
勝手にやらず、こちらに確認してきます。
内容を見て、納得できたら「はい」を押す。これが基本動作です。 -
パスワードや個人情報を、AIに直接渡さない。
後の話にも何度も出てきますが、サーバーのパスワードや
クレジットカード番号などをチャット欄に書くのはNGです。
AIは便利な相棒ですが、入力した文字は「やり取りの履歴」として残ることがあります。
ここは銀行員にだって絶対に教えない情報、と同じ感覚で扱います。
AIに作業を頼むときは、「画面を一緒に見ているけど、財布の中身は見せない」
くらいの距離感がちょうどいいです。本シリーズでは、
どこからどこまでをAIに任せて、どこは自分の手でやるかを
毎回はっきりさせていきます。
このシリーズのゴール
全8話で、こんな状態を目指します。
- 自分のドメイン(◯◯.com みたいなアドレス)でブログが見られる
- URLの先頭に鍵マーク(https)が付いている
- WordPressの管理画面に、推測されにくいログインで入れる
- 怪しいアクセスがあっても、最低限の対策ができている
- 記事を1本、ちゃんと公開できる
というわけで次回、まずはClaude Codeを自分のパソコンにインストールするところから始めます。
最初の関門「ターミナル」と仲良くなる回です。


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