【Mac活用⑤】2台のMacが毎晩こっそり同期する仕組み(自動バックアップ編)

連載第5回。Macを2台に増やすと、「どっちに最新のデータがあるんだっけ?」と混乱しがちです。そこで私は、2台がいつも同じ状態になるよう、毎晩自動で“同期”する仕組みを作りました。

“同期(シンク)”ってなに?

同期(英語でsync=シンク)とは、「2つの場所のファイルを、同じ内容にそろえること」です。スマホの写真が自動でクラウドに保存されるのも同期の一種。私の場合は、メインのMacにある制作データを、毎晩そのままMac miniにコピーして“控え”を作るようにしています。これで片方が壊れても、もう片方にデータが残ります。

ポイントは「一方向」にすること

私の同期は「メインのMac → Mac mini」の一方向だけと決めています。両方向(お互いにコピーし合う)にすると、古いデータが新しいデータを上書きしてしまう事故が起きやすいからです。「正しいのは常にメインのMac側」とルールを一本化することで、混乱と事故を防いでいます。実際に一度これで痛い目を見かけたので、シンプルな一方向が安全です。

毎晩“深夜2時”に自動で動く

この同期は、毎晩深夜2時に自動で走るよう予約してあります(Macには決めた時刻に自動で処理を動かす仕組みがあります)。私が寝ている間に、静かに控えが作られているわけです。人が操作しなくていいので、「バックアップを取り忘れる」ことがなくなるのが大きな利点です。

遠隔操作の“SSH”という言葉だけ覚えておくと便利

2台のMacをつなぐとき、SSH(エスエスエイチ)という仕組みを使っています。むずかしそうですが、要は「手元のMacから、離れた場所のMacを安全に遠隔操作する仕組み」。画面のないMac miniに“声をかけて”操作できるのは、このおかげです。名前だけ知っておくと、いつか役に立つかもしれません。

次回はいよいよ最終回。この2台体制で、Macに“留守番”や“工場番”まで任せている話をまとめます。

📚 連載「Mac活用」(全6回)

  • ① AIで音楽を作り始めたら、Macが悲鳴を上げた(はじめに)
  • ② 「動画の書き出し」はなぜあんなに重いのか
  • ③ 思い切ってメインのMacを引っ越した(移行編)
  • ④ もう1台、Mac miniを”24時間の相棒”に(追加編)
  • ⑤ 2台のMacが毎晩こっそり同期する仕組み
  • ⑥ Macに”留守番と工場番”をさせる(自動化・まとめ)

※公開後、各回をリンクでつないでいきます。

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