【ツエーゲン金沢】5/3 北陸ダービー現地観戦レポ|カターレ富山に0-1、亀田歩夢の17分弾を返せず——中美 慶哉さんと愛犬「エイト」の物語に胸が熱くなった一日

FINAL SCORE ツエーゲン金沢 0-1 カターレ富山 スコアボード スポーツ観戦
FINAL SCORE ツエーゲン金沢 0-1 カターレ富山 スコアボード

5月3日(日)、明治安田J2・J3百年構想リーグ WEST-Aグループ 第14節「北陸ダービー」が金沢ゴーゴーカレースタジアムで開催され、ホーム ツエーゲン金沢はカターレ富山に0-1で敗戦。前半17分、富山MF 亀田歩夢選手 に左サイドからの突破からゴールを決められ、その1点が最後まで重く響きました。全席種チケット完売の超満員、前半は曇り、後半は雨——荒れ模様の空模様すらドラマチックに見えた、そんな北陸ダービーの一日を現地からお届けします。

試合データ

  • 大会:明治安田J2・J3百年構想リーグ WEST-Aグループ 第14節(docomo THANKS MATCH)
  • 日時:2026年5月3日(日)14:04 KICK OFF
  • 会場:金沢ゴーゴーカレースタジアム
  • 対戦:ツエーゲン金沢 0 – 1 カターレ富山
  • 得点:17分 亀田歩夢(富山)
  • 天候:前半 曇り/後半 雨
  • 観客:全席種チケット完売(ホーム今季初の超満員)
  • シュート:金沢13本 – 15本 富山
  • CK:金沢6本 – 8本 富山

駅から歩ける北陸ダービー、富山サポーターも大挙来訪

スタジアム外には「駅から歩けるスタジアム」の横断幕でカターレ富山のサポーターをお出迎え!!

そして、その駅からの道を青いユニフォームの大群が続々と歩いてくる——カターレ富山のサポーターです。北陸ダービー、そしてGW真っ只中の連戦。富山からの遠征組が想像以上に多く、駅前の歩道がアウェイブルーで埋まる光景は、いつものホーム戦とはまったく違う熱気でした。

全席種チケット完売の発表通り、メインスタンドも、ホームゴール裏もアウェイゴール裏も、見渡す限り人・人・人。北陸の一大イベントとしての北陸ダービーの存在感を、改めて実感する一日のスタートです。

試合前のセレモニー——中美 慶哉さんと愛犬「エイト」の物語

試合前のピッチイベント(メインスタンド側ピッチでのトークショー)に、元ツエーゲン金沢の 中美 慶哉(なかみ けいや)さん が登壇。インタビューのなかで、この日の朝、長年連れ添った愛犬「エイト」が亡くなったことを、ファンに静かに打ち明けてくれました。

そして中美さんから、「エイトのチャントを一緒にしてもらえませんか」 とサポーターへ呼びかけ。ホーム全体が「エイト!エイト!」のコールで応え、続いて 「中美!中美!」のコールで在籍時の背番号を讃えました。スタジアムが一つになる瞬間。北陸ダービーの開幕を前に、サッカーがただの試合じゃないこと、クラブが選手とその家族(エイトも家族です)の物語を背負って戦っていることを、改めて教えてもらいました。

その後、両チームのサポーターのコールが交互に響き渡るキックオフ前——北陸の誇りをかけたダービーの幕が、ようやく上がります。

試合の振り返り——17分の一撃が最後まで重かった

試合開始直後から両チームともに前線から激しくプレス。互いに譲らない立ち上がりでしたが、均衡を破ったのは富山。17分、左サイドから切り込まれた展開からドリブルでの突破を許し、最後はMF 亀田歩夢選手 に冷静に決められて先制点を献上します。北陸ダービーで、よりによって先に失点——スタジアムの空気が一瞬重くなったのを現地でも肌で感じました。

しかし金沢も黙ってはいません。42分には鈴木遼→四宮悠成の早めの交代でリズムを変え、後半は雨が降り出す中でも58分にブワニカ啓太→パトリック、白輪地敬大→村田航一と前線を入れ替えてゴールへの圧力を増し続けます。シュート13本、CK6本——数字以上にゴール前までは何度も運びましたが、最後の一押しが届かない。富山GKを中心とした堅いブロックを、最後まで崩しきれませんでした。

雨脚が強まる後半終盤、マスコットのゲンゾーもレインコート姿で必死の応援。ホームゴール裏に掲げられた「勝利にこだわれ」「北陸を赤黒に染めろ」の横断幕の下、サポーターの声援も最後まで途切れることはありませんでしたが、タイムアップの笛——ツエーゲン金沢 0-1 カターレ富山。北陸ダービー、ホームで悔しい敗戦となりました。

現地の様子(写真でレポ)

金沢ゴーゴーカレースタジアム前の「駅から歩けるスタジアム」横断幕
スタジアム外で迎えてくれた 「駅から歩けるスタジアム」 の横断幕。新ホーム最大のセールスポイントを、サポーター自らがアピール。
※筆者が現地で撮影しました。
駅から歩いてスタジアムに向かうカターレ富山サポーターの大群
駅から歩いてスタジアムに向かうカターレ富山サポーターの大群。北陸ダービー+GW+金沢の新スタジアム——アウェイ遠征の条件が揃った日、青の大行進が完成しました。
※筆者が現地で撮影しました。
カターレ富山のマスコット ライカくんとサポーターの女性
北陸ダービーのアウェイゲスト、カターレ富山のマスコット「ライカくん」。富山県の県鳥ライチョウと県獣ニホンカモシカをモチーフにした、青いユニフォームがトレードマーク。
※筆者が現地で撮影しました。
ツエーゲン金沢 vs カターレ富山 スターティングXI(DF38 山本義道)
STARTING XI:GK1白井裕人/DF20長倉颯・27鈴木遼・38山本義道・55松本大輔/MF8大山啓輔・14石原崇兆・15西谷優希/FW9ブワニカ啓太・13白輪地敬大・18大澤朋也。表紙はDF38 山本義道選手。20周年「THANK YOU 20th」の特別デザイン。
※ツエーゲン金沢公式X(@zweigen_staff)より使用しています。
試合前のピッチイベントで登壇した元ツエーゲン金沢の中美 慶哉さん(赤いボールを手に)
試合前イベントに登壇した 中美 慶哉(なかみ けいや)さん(元ツエーゲン金沢)。この日の朝に亡くなった愛犬「エイト」のエピソードを語り、サポーターに「エイト」のチャントを呼びかけてくれました。スタジアム全体が「エイト!」「中美!」のコールで包まれる、忘れられない時間に。
※筆者が現地で撮影しました。
ホームゴール裏の応援風景「勝利にこだわれ」「北陸を赤黒に染めろ」横断幕
ホームゴール裏に掲げられた 「勝利にこだわれ」「北陸を赤黒に染めろ」 の横断幕。北陸ダービーへの想いがそのまま文字になった、渾身のゲートフラッグ。
※筆者が現地で撮影しました。
後半、雨の中でレインコート姿で応援するゲンゾー
後半、雨脚が強まる中でレインコート姿になったツエーゲン金沢のマスコット ゲンゾー。最後まで腕を振り続けてピッチを鼓舞——気合いの入り方が伝わってきます。
※筆者が現地で撮影しました。
ツエーゲン金沢 ゲンゾーとdocomoのポインコたちのコラボ写真
本日は docomo THANKS MATCH!ツエーゲン金沢のマスコット ゲンゾー と、docomoのキャラクター 「ポインコ」兄弟がスタジアムで共演。北陸ダービーの真剣勝負の合間に、こんな和やかなシーンも。
FINAL SCORE ツエーゲン金沢 0-1 カターレ富山 スコアボード
FINAL SCORE:ツエーゲン金沢 0 – 1 カターレ富山。亀田歩夢の17分の一撃が最後まで重く、北陸ダービーはホームで悔しい敗戦に。docomo THANKS MATCHの完売スタジアムを、結果で報えなかった一戦となりました。
※筆者が現地で撮影しました。

それでも、現地で見られて良かった

結果は0-1の敗戦。北陸ダービーをホームで落とした悔しさはもちろんあります。それでも、チケット完売の超満員、駅から続く青と赤の大行進、中美 慶哉さんと愛犬エイトの物語、雨でも止まなかった応援、ピッチの中も外も全力だったマスコットたち——現地に足を運んだからこそ味わえた、たくさんの瞬間がありました。

20周年シーズンを戦うツエーゲン金沢の旅はまだ続きます。亀田歩夢選手に決められた1点を返すどころか、勝ち点3を取り返す試合を、次のホームゲームでぜひ見せてほしい。次節も赤黒のユニフォームを身につけて、スタジアムへ。

がんばれツエーゲン金沢にゃ〜!⚽🔥
中美 慶哉さんの「エイトちゃん」安らかに。🐶🌈

#ツエーゲン金沢 #zweigen #感謝を形に #THANKYOU20th #カターレ富山 #北陸ダービー #金沢ゴーゴーカレースタジアム #ライカくん #ゲンゾー


【出典】試合データ:Jリーグ公式 試合詳細 / テキスト速報:Jリーグ公式 ライブテキスト / 中美 慶哉さん登壇情報:ツエーゲン金沢公式 ニュース / チケット完売情報:株式会社石川ツエーゲン プレスリリース / 写真:筆者が現地で撮影/一部 ツエーゲン金沢公式X @zweigen_staff より使用しています

コメント