【Mac活用②】「動画の書き出し」はなぜあんなに重いのか(素人向け解説)

連載第2回。今回は「なぜ動画づくりはパソコンにとって重労働なのか?」を、なるべく専門用語を使わずに解説します。ここが分かると、あとの“Macを増やした話”がスッと理解できます。

動画は「パラパラ漫画」の超・高速版

そもそも動画とは、少しずつ違う静止画(絵)を、1秒間に何十枚もパラパラめくったものです。私の動画は1秒あたり60枚(これを60fps=1秒に60コマと言います)。つまり3分の動画なら、1万枚以上の絵を作って並べていることになります。パソコンはこの膨大な枚数を1枚1枚計算して作るので、当然ながら時間も力も必要なのです。

画質を上げると、負担は一気に増える

さらに私は、なめらかで美しい映像にするために4K(フルHDの約4倍きめ細かい高画質)で下処理をしていました。きめ細かい=1枚あたりの点の数が4倍。計算量も跳ね上がります。よかれと思って画質を上げた結果、Macが20分がんばった末に力尽きて強制終了——なんてこともザラでした。

“机の広さ”が足りないと固まる

もう一つの壁がメモリです。メモリは「作業机の広さ」だと思ってください。机が広ければ一度にたくさんの資料を広げて作業できますが、狭いと物が乗り切らず作業が止まります。大きな動画を書き出すのは“机いっぱいに資料を広げる”ようなもので、机(メモリ)が足りないとパソコンは固まってしまうのです。

対策と、次の一手

私はまず、設定を軽くする工夫(画質をほどよく落とす、動画を小分けにして書き出す等)でしのぎました。でも根本的には、もっと力のあるパソコンが必要だと分かってきます。次回は、思い切ってメインのMacを新しいものへ“引っ越し”した話です。

📚 連載「Mac活用」(全6回)

  • ① AIで音楽を作り始めたら、Macが悲鳴を上げた(はじめに)
  • ② 「動画の書き出し」はなぜあんなに重いのか
  • ③ 思い切ってメインのMacを引っ越した(移行編)
  • ④ もう1台、Mac miniを”24時間の相棒”に(追加編)
  • ⑤ 2台のMacが毎晩こっそり同期する仕組み
  • ⑥ Macに”留守番と工場番”をさせる(自動化・まとめ)

※公開後、各回をリンクでつないでいきます。

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