【AI音楽の作り方①】SunoとClaude Codeで“ひとり音楽レーベル”をはじめた話|全体像と道具

【AI音楽の作り方①】SunoとClaude Codeで“ひとり音楽レーベル”をはじめた話|全体像と道具 AI・ガジェット
【AI音楽の作り方①】SunoとClaude Codeで“ひとり音楽レーベル”をはじめた話|全体像と道具

LINEスタンプ「チワコギー工房」の新しい遊び場として、AIで楽曲を作り、AIイラストで映像をつけて、YouTubeチャンネル「Goruu Blog」に公開するという活動を始めました。気づけば、2週間ちょっとで16本のAI楽曲動画が並んでいます。

「AIで音楽なんて本当にできるの?」とよく聞かれるのですが、結論から言うと“道具の組み合わせ”さえ決まれば、1本あたり実作業2時間ほどで形になります。この連載では、その作り方と、たくさんやらかした失敗談を全4回でまとめていきます。第1回は「全体像と道具」です。

使っている道具は、ざっくり3つ+裏方

役割をはっきり分けているのがポイントです。

  • 🎼 Suno(スノ)… AI作曲。歌モノもインストBGMも、歌詞や雰囲気を指定すると曲そのものを生成してくれます。
  • 🎨 Codex… シーンごとのAIイラストを生成。1曲につき6〜16枚の“絵コンテ”を描いてもらいます。
  • 🎬 Claude Code… ここが司令塔。音源の解析からKen Burns動画の編集、歌詞字幕、サムネ作り、YouTubeの概要欄づくり、アップロード操作、SNS下書きまでを担当します。
  • 🔧 裏方:ffmpeg(動画エンジン)と Whisper(歌詞のタイミングを音から自動で拾う)。

人間とAI、どこを分担している?

「全部AIまかせ」ではなく、人間が握っているのは“最初”と“最後”だけです。

  • 🙋 人間… Sunoで曲を生む/動画とサムネの最終チェック/「公開」ボタンと各SNSへの投稿(ここは必ず手動)。
  • 🤖 AI… その間にある“編集作業のほぼ全部”。音の解析、映像づくり、字幕、サムネ、文章、アップロードの下ごしらえ。

つまり、面倒で時間のかかる工程をAIに任せ、「世に出す/出さない」の判断だけは人間が持つという形です。

1本ができるまでの流れ(10ステップ)

  1. Sunoで楽曲を生成(人間)
  2. 音源の長さを解析して、1枚あたりの表示秒数を決める
  3. Codexでシーンのイラストを生成(人間が枚数とテーマを指定)
  4. Ken Burns効果(ゆっくりズーム&パン)で静止画を“動く映像”に
  5. 歌モノはWhisperで歌詞のタイミングを取得
  6. 歌詞字幕を作り、サビをゴールドで強調(MVのみ)
  7. 本番レンダリング(字幕焼き込み・60fps)
  8. サムネイルを2案つくる
  9. タイトル・概要欄・タグを用意してYouTubeへアップ(公開ボタンは人間)
  10. X/Threads/Instagram用の告知下書きと縦型リールを用意

文章にすると長いですが、レンダリング(動画の書き出し)自体は数分〜十数分。慣れれば半日で2〜3本まわせます。

これまでの成果

現在公開しているのは、歌詞字幕つきのMV作品が7本、歌詞なしの作業用BGMが9本。犬(コーギー&シュナウザー)が踊るにぎやかな曲から、英語のlo-fiバラード、南国ラグーンや滝の癒しBGM、7分53秒の長尺アンビエントまで、ジャンルはかなり幅広くなりました。全16本の一覧は連載第4回でまとめています。

次回・第2回は、いちばん最初の関門である「Sunoでの作曲」と、そこで見つけた“2テイク問題”という落とし穴の話です。

📚 この連載について

本記事は、SunoとClaude CodeでAI音楽を作ってYouTubeに公開するまでの裏側をまとめた全4回シリーズです。

  • ① はじめかた・全体像(道具と役割分担)
  • ② 作曲・音源編 ― Sunoのコツと「2テイク問題」
  • ③ 動画化編 ― Ken Burnsと“重い環境”との戦い(失敗談)
  • ④ 公開・運用編 ― YouTubeアップロードの罠とSNS、これまでの全16本

※公開後、各記事をリンクでつなぎます。

🔗 チワコギー工房のリンク

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